中小企業退職金共済制度
制度の概要
中小企業退職金共済制度(略称:中退共制度)は、昭和34年に中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための国の退職金制度です。
この中退共制度は、独立行政法人勤労者退職金共済機構・中小企業退職金共済事業本部(中退共本部)が運営しています。
パンフレット「よくわかる中退共制度」<外部リンク>
制度の目的
中小企業者の相互共済と国の援助で退職金制度を確立し、これによって中小企業の従業員の福祉の増進と、中小企業の振興に役立つことを目的としています。
制度のしくみ
事業主が中退共と退職金共済契約を結び、毎月の掛金を金融機関に納付します。
従業員が退職したときは、その従業員に中退共から退職金が直接支払われます。
制度の特色
●金月額は、5,000円から30,000円まで選択制。
例)掛金月額10,000円×納付年数10年=基本退職金1,265,600円+付加退職金
※基本退職金額は法令の改正により変更になることがあります
●掛金の一部を国が助成します。(一部対象外あり)
●掛金は全額非課税で、手数料もかかりません。
●外部積立型で管理が簡単です。
●従業員ごとの納付状況や退職金試算額を事業主にお知らせします。
●家族従業員やパートタイマーも加入できます。(一部対象外あり)
●他の退職金・企業年金制度等との間で、資産を持ち運びすることも可能です。
問い合わせ先
独立行政法人勤労者退職金共済機構
中小企業退職金共済事業本部
電話 03-6907-1234
ホームページ http://chutaikyo.taisyokukin.go.jp/<外部リンク>