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生活保護

印刷用ページを表示する 掲載日:2019年4月1日更新

生活保護とは

 生活保護とは、日本国憲法第25条の理念に基づき、様々な事情で生活に困っている世帯に対して、国がその困窮の程度に応じて、必要な援助を行い、最低限度の生活を保障し、一日も早く自分の力で生活できるようお手伝いする制度です。

生活保護を受けるには

 生活保護は同居している『世帯』を単位としており、世帯全員が生活するためにあらゆる努力をしてもまだ生活ができないとき、世帯の収入と最低生活費を比較して足りない不足分を援助するものです。『最低生活費』は、個人ではなく世帯全員で必要な生活費で、『収入』には、就労収入、年金、各種手当、仕送り、預貯金等、世帯の全ての収入が含まれます。
 ただ、保護を受けることは国民に保障された権利ですが、次のような義務があります。

  • 利用できる資産があれば売却するなど活用してください。
    (不動産、預貯金、生命保険、自動車等)
  • 世帯の中で働ける能力がある方は、働いてください。
  • 夫婦、親子、兄弟姉妹、または親戚から、可能な限り援助をお願いしてください。
  • 他の法律や制度により支給されるものがあれば優先して活用してください。
    (雇用保険、健康保険、各種年金、児童扶養手当、福祉等の手当金・給付金など)

 なお、資産があって保護を受けた場合は、支給された保護費を返還していただくことがあります。また、不正な手段で保護を受けた場合は、返還のうえ、処罰されることがあります。

保護の決定

1.保護が受けられる場合(収入が最低生活費を下回るため、その不足分のみ保護が受けられます。)
保護が受けられる場合の画像
2.保護が受けられない場合 (収入が最低生活費を上回るため、保護は受けられません。)
保護が受けられない場合の画像

保護の種類

 生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の8種類の扶助があります。

生活保護の手続き

 本人か、その扶養義務者またはその他の同居の親族の方が、法の趣旨、保護の権利義務を理解された上で、本宮市福祉事務所または白沢総合支所にて申請をしてください。申請書や必要書類の提出後、世帯の状況等について調査を行い、調査終了後、保護が受けられるか、受けられないかを決定し、お知らせいたします。