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市長メッセージ(令和4年)

印刷用ページを表示する 掲載日:2023年1月1日更新

市長メッセージ 市民の皆様へ

令和4年10月12日 市長メッセージ

市長の高松です。

令和元年10月の東日本台風災害から三年を迎えました。
お亡くなりになられた7名の方々に対し、改めまして哀悼の意を捧げるとともに、ご家族・ご親族の皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。
また、災害からの復旧・復興に全力で取り組んで来られた市民の皆様、企業・団体の皆様に対しまして、深く敬意を表するとともに、各般にわたるご理解とご協力に心より感謝申し上げます。
近年、気象変動等の影響により、大雨やゲリラ豪雨などが頻繁に発生しております。
昨年、防災行動計画タイムラインを策定し、皆様に「本宮市防災マップ」をお配りしました。タイムラインは、東日本台風の経験と反省を踏まえて、被害の発生前から「いつ」「だれが」「何をするのか」をあらかじめ決めておく大切な防災のスケジュール表です。
二度と犠牲者をださないために、市民の皆様と行政が危機感を共有し、災害から、自分や、大切な人の命を守る行動ができるよう普段から災害に備えてまいりましょう。
なお、災害から3年を迎える、明日、正午に黙とうを行います。防災行政無線でお知らせしますので、犠牲になられた方々のご冥福と、これまでの復興・復旧に対するさまざまなご支援に感謝の気持ちを込め、二度とこのような災害がおきないよう、心静かに黙とうを捧げていただきますようお願い申し上げます。
最後に、市民の皆さまの安全で安心な生活を守るため、全力を尽くしますことをお誓い申し上げ、私からのメッセージとさせていただきます。

令和4年1月1日  市長メッセージ

新年、あけましておめでとうございます。
市長の高松でございます。

市民の皆様には、令和4年の輝かしい新春をお健やかにお迎えのことと存じます。

さて、本宮市は、本日1月1日をもって市制15周年を迎えることができました。
この間、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故、東日本台風により本市は大きな被害を受けましたが、その都度、市民の皆様をはじめ多くの方々のご協力により復興が進み、確実に元気を取り戻しております。
改めまして、市民の皆様のご協力に深く感謝を申し上げます。

一方、さまざまな明るい出来事もございました。
埼玉県上尾市との友好都市締結、全国へそのまち協議会への加盟、英国のウイリアム王子が本市スマイルキッズパークをご訪問されたことをきっかけとした英国との交流などさまざまな絆が生まれました。
この一年を振り返りますと、長く続く新型コロナウイルス感染症により、市民生活に大きな影響を及ぼしました。市においては、市民生活・事業者支援策など緊急措置を講じたほか、感染拡大防止のための呼びかけを行ってまいりました。
また、延期されていた「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会」が開催され、3月に本市をオリンピック聖火が駆け抜け「復興ありがとうホストタウン」として、期間中「おうちdeライブサイト」を実施、多くの市民の方の参加により、日本と英国の皆さまへの感謝の思いと、震災から復興した元気な福島の姿を、国内外へ発信することができました。
さらには、平成30年から工事を進めてきた、念願の本宮駅東西自由通路(東西アクセスロード)と本宮駅舎が12月に供用開始することができました。
本年は、引き続き本宮駅前東西広場の整備を進め、東西交流の活性化により賑わい創出につなげてまいります。
また、地域公共交通については、ニーズを、求められている役割に適した効率性・持続性の高い公共交通システムの構築を検討してまいります。
あわせて、2050年までにCO2排出量実質ゼロをめざす「本宮市2050ゼロカーボンシティ」宣言のもと、東日本台風災害による大きな被災を経験した自治体として、率先して地球温暖化対策に取り組み、脱炭素社会の実現に努めてまいります。
そして、市民の皆様の安全・安心と、福祉・教育の向上、さらには地域産業の振興のため、第2次総合計画のもと、「『笑顔』あふれる『人』と『地域』が輝くまち もとみや」を目指して、誠心誠意全力を傾ける所存でございます。今後とも一層のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

本年は寅年でございます。
寅年は、春が来て根や茎が生じて草木が伸び始め成長する時期を意味すると言われております。災害からの復旧と復興、そして「新型コロナウイルス感染症」の収束にむけて、前へ躍進できる1年としたいと考えております。

結びに市民の皆様にとりまして、新しい年が健やかで、幸多い年となりますよう心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつといたします。