元駐英国特命全権大使の鶴岡公二さんが、12月9日と10日の2日間、本宮市を訪れ、白沢中学校で講演を行いました。
12月9日は、1・2年生を対象に「広い世界で活躍しよう」という演題でキャリア教育についてご講演をいただきました。「戦争がおきない仕事に就きたい」と外交官になる夢を追求した鶴岡さんは、生徒たちに将来は無限であり、自分で作ることができるということをお話しました。また、イギリスのEU離脱の国民投票を例に挙げ、日本や世界に目を向けることの大切さを生徒たちに教えていただきました。
10日は、3年生を対象に「民主主義を考えよう」という演題で国際情勢についてご講演をいただきました。世界を平和にしていくことは、中学生でもできることがあり、みんなが自分で考えることの大切さを教えていただきました。自分の能力を最大限に活かしながら、人が不満を持たないような社会を広める仕事に就いてほしいと生徒たちに説かれました。講演の後の質疑応答では、生徒たちから海外生活やイギリスの食文化、将来の夢についてなどたくさんの質問が寄せられ、鶴岡さんは一つ一つ丁寧に答えてくださいました。
今年度、鶴岡さんには市内全ての中学校でご講演いただきました。講演会を通して、生徒たちの将来の夢が広がることを期待しています。